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太平洋戦争2(昭和17/1942)
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作詞 時雨音羽
作曲 林伊佐緒

日の丸だ日の丸だ
日の丸だ日の丸だ
椰子の梢に港の船に
戦友よ見たかよ日の丸だ
亜細亜を活かす不滅の旗だ
今振り翳し我等は進む
我等は進む

進軍だ進軍だ
進軍だ進軍だ
山の木陰に小さな村に
植えて行く行く日の丸だ
太平洋の島から島を
結ぶ力の湧き立つ色だ
湧き立つ色だ

日の丸だ日の丸だ
日の丸だ日の丸だ
縦横無尽天馬のごとく
敵を蹴散らす日の丸だ
南へ西へ飛躍の旗だ
盟主と仰ぎ亜細亜は進む
亜細亜は進む
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作詞 南條歌美
作曲 島田逸平

京の三条の橋の上に
荒れた皇居を伏し拝み
男泣きする彦九郎
胸に大義の火が燃える

落つる涙を打ち払い
菊の栄ゆる大御代を
誓い奉れば加茂川の
岸の柳もすすり泣く

時は維新の夜明け前
烽火翳して散りたれど
橋の袂の銅像に
偲ぶ忠節いつまでも
作詞 大坪豊
作曲 橋本国彦

世界に比無き日の本の
女の徳を磨きつつ
皇国に尽くす真心を
ここに結べる我等の集い

我が家を守り整えて
日毎の業に励みつつ
正しく強き国の子を
育て育む我等の務め

雄叫び振るうつわものに
感謝の誠捧げつつ
皇国の力揺ぎ無く
いよよ固めん我等の誓い

輝く道に生まれたる
女の幸を讃えつつ
公私の道に手を取りて
共に進まん我等の集い
作詞 橋本竹茂
作曲 山本芳樹

窓に富士山青い空
御国の汽車は昼も夜も
あの野この原越えて行く
明治の代から休み無く
今は三万五千キロ

雨風霧を突っ切って
戦の中へまっしぐら
兵隊さんや砲戦車
どしどし送る逞しい
汽車の手柄は殊勲甲

見事出来たぞ関門の
繋ぐトンネル海の底
聞くも楽しい素晴らしい
弾丸列車走らせて
行ってみたいなどこまでも

時間正しく親切な
御国の汽車は世界一
広い南の国々に
実るバナナや椰子の実を
やがて運んでくれるだろ
作詞 門田ゆたか
作曲 島口駒夫

坊や美味いか特配の
砂糖で炊いた豆の味
これも皆々国からの
兵隊さんの贈り物

坊やいつかのゴム鞠は
仏印進駐記念品
今にアメリカ亡ぼして
自動車くらいは土産物

坊やお聞きよ戦いの
最中などと嘘のよな
こんな楽しい笑い声
感謝の心忘れるな
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