作詞 佐伯孝夫
作曲 大中寅二
昼なお暗い密林の
道無き道を踏み越えて
日に夜を次いで進み行く
敵撃滅の鉄兜
千人針の腹巻も
ぐっしょり濡れる玉の汗
渇けば啜る華の露
唇噛んでまた進む
行く手を阻む泥の沼
猛獣毒蛇何者ぞ
名立たる敵に会うまでは
護れよ八幡肌守り
おどろに繁る蔦蔓
慌てて逃げる猿の群れ
ちらりと見えるあの空は
幾日振りの青空ぞ
忽ち襲う大スコール
浴びつつ兵は黙々と
敵陣指して粛々と
密林衝いてなお進む
日中の熱さ夜の寒さ
マッチは湿るこの瘴気
生木を燃して水盒の
煙に咽ぶ戦友若し
折しも響く爆音は
ああ勇ましの友軍機
日の丸振って陰ながら
武勲を祈る小休止
東を向けば父母の
励ます声が今日もする
誓って明日は敵の旗
この手で銃で撃ち抜くぞ
作曲 大中寅二
昼なお暗い密林の
道無き道を踏み越えて
日に夜を次いで進み行く
敵撃滅の鉄兜
千人針の腹巻も
ぐっしょり濡れる玉の汗
渇けば啜る華の露
唇噛んでまた進む
行く手を阻む泥の沼
猛獣毒蛇何者ぞ
名立たる敵に会うまでは
護れよ八幡肌守り
おどろに繁る蔦蔓
慌てて逃げる猿の群れ
ちらりと見えるあの空は
幾日振りの青空ぞ
忽ち襲う大スコール
浴びつつ兵は黙々と
敵陣指して粛々と
密林衝いてなお進む
日中の熱さ夜の寒さ
マッチは湿るこの瘴気
生木を燃して水盒の
煙に咽ぶ戦友若し
折しも響く爆音は
ああ勇ましの友軍機
日の丸振って陰ながら
武勲を祈る小休止
東を向けば父母の
励ます声が今日もする
誓って明日は敵の旗
この手で銃で撃ち抜くぞ
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